この記事の結論
<p>TechShare株式会社は2012年設立、東京都江東区東陽に本社を置くロボット専門商社で、ロボットアーム(DOBOT)・移動ロボット(Unitree・AgileX・YOUIBOT)・シングルボードコンピュータ(SBC)の3事業を展開しています。2020年からUnitreeの国内正規代理店を務め、2026年9月14日にはGMO AI&ロボティクス商事との資本業務提携を発表しました(出典:TechShare公式サイト・2026年9月17日時点)。求人は開発エンジニア・アプリケーションエンジニア・営業・マーケティング・管理部門(IPO準備中)・長期インターンの6系統で公式採用ページから直接募集しており、年収・給与レンジは公式には非公開です。</p>
TechShare株式会社とは|Unitreeの日本正規代理店として求人を拡大中
TechShare株式会社(テックシェア)は、ロボットアーム・移動ロボット(4足歩行ロボット/ヒューマノイドロボット)・シングルボードコンピュータ(SBC)の輸入販売と技術サポートを手がけるロボティクス専業のベンチャー企業です。2012年1月の設立以来、海外メーカーの先端ロボット製品を日本市場に橋渡しする「正規代理店」としての立ち位置を築いてきました。
「TechShare 求人」で検索する人の多くは、①どんな会社か、②募集している職種と条件、③本社の場所、④年収はいくらか、を知りたいはずです。本記事は公式サイトに実際に書かれている情報だけを一次情報として整理し、公式に書かれていない年収・評判・取扱ブランドの噂は書きません。
TechShare株式会社の基本情報(公式サイト確認)
商号:TechShare株式会社(英文表記 TechShare Corporation)
設立:2012年1月
代表者:代表取締役 重光貴明
資本金:9,975万円(2026年9月時点・払込資本金154,231,800円)
本社所在地:〒135-0016 東京都江東区東陽5-28-6 TSビル
事業拠点:東京本社・東京開発センター・名古屋オフィス・大阪オフィス(東京・名古屋・大阪でショールーム開設中)
公式の会社概要ページによれば、取引銀行は東京三菱UFJ銀行・みずほ銀行・商工組合中央金庫・りそな銀行、顧問税理士は税理士法人アクセル、顧問弁護士は弁護士法人協和綜合パートナーズ法律事務所、監査法人はフェイス監査法人です。監査法人と顧問弁護士を置いている点は、後述するIPO(株式上場)準備の動きとも一致します。
2026年9月14日には、GMOインターネットグループ傘下のGMO AI&ロボティクス商事株式会社との資本業務提携を発表し、同社からの出資を受け入れる方針を明らかにしました。求人サイトの利用者にとっては、資金調達を伴う事業拡大局面にある企業への応募機会と捉えることができます(詳細は後述のGMO資本業務提携の章)。
TechShareの事業内容|ロボットアーム・移動ロボット・SBCの3事業
TechShareの事業概要ページによれば、同社の事業は次の3エリアを核としています。既存の紹介記事にあった「ロボット販売/SI/教育・トレーニング/保守サポートの4セグメント」という区分けは公式サイト上には見当たらないため、本記事では公式の3分類に沿って整理します。
| 事業エリア | 内容 | 主な取扱ブランド |
|---|---|---|
| ロボットアーム事業 | FA(ファクトリーオートメーション)分野向けの協働ロボットアーム、エンドエフェクタ、ロボットビジョン製品の販売と導入エンジニアリング | DOBOT |
| 移動ロボット事業 | UGV/AGV(無人搬送車)、自動搬送ロボット(AMR)、電動4足歩行ロボット、ヒューマノイドロボットの販売・技術サポート・自社製品開発・受託開発 | Unitree、AgileX、YOUIBOT |
| SBC(シングルボードコンピュータ)事業 | Arduino・BeagleBone・Raspberry Pi・LattePanda・Tinker Board・Jetson Nano等の正規代理店販売 | 各社SBC・センシングデバイス |
このほか「その他の事業」として、センシングデバイス事業とソフトウェア事業(モデルベース開発=MBD等)を展開しています。ヒューマノイドロボット関連の求人を探している場合、実務上は「移動ロボット事業」に紐づく開発エンジニア・アプリケーションエンジニア・営業のポジションが中心になります。
取り扱いロボット・製品の一覧
TechShareのUnitree製品一覧ページで確認できる主な現行モデルは以下の通りです(2026年9月17日時点)。
| 分類 | 製品名 | 位置付け |
|---|---|---|
| 4足歩行ロボット(エントリー) | Go2 | 研究・教育向けの入門機 |
| 4足歩行ロボット(Industry Level) | B2 / A2 | 産業現場での巡視点検・搬送用途 |
| ヒューマノイドロボット | G1 / G1-Comp / G1-Boxing / G1-D / H1-2 / H2 / H2 Plus / R1 | 研究開発・二次開発向け汎用ヒューマノイド(G1-Dはホイール脚タイプ) |
| ホイール型4足ロボット | B2-W / Go2-W | 屋内外の走行用途 |
| 関連製品 | Dexterous Hand(Dex1-1/Dex3-1/Dex5-1)、4D LiDAR、6軸ロボットアーム Z1 等 | ハンド・センサー・周辺機器 |
なお旧モデルのGo1・B1・Alien Go・A1(4足歩行ロボット)とH1(ヒューマノイドロボット)は同ページ上で「取扱終了製品」に分類されています。取材・応募エントリーシートなどで型番を扱う場合は、現行機か終了機かをこの一覧で確認するのが確実です。
価格は公式サイトに掲載されておらず見積依頼制
製品価格は非公開です
TechShareのUnitree G1の製品ページを含め、公式サイトのロボット製品ページにはスペック表は掲載されていますが、販売価格は記載されていません。営業職・アプリケーションエンジニア職の求人情報でも「見積依頼」「弊社営業部までお問合せください」という案内で統一されており、本記事でも具体的な価格数値の記載は避けています。価格帯の目安を知りたい場合は、他サイトの独自レビュー記事(Unitree G1の価格レビュー記事)を参照し、TechShare公式の見積もりと突き合わせることをおすすめします。
Unitreeとの関係|2020年からの国内正規代理店
TechShareは2020年からUnitree Roboticsの国内正規代理店として活動しています。これはGMOとの資本業務提携プレスリリースで代表の重光貴明氏自身が「当社は2020年よりUnitree製ロボットの国内販売と技術サポートに取り組み」と明言している内容です(出典:TechShare公式サイトのプレスリリース・2026年9月14日付)。
公式サイトのUnitree製品ページのタイトルは「Unitree Go2 R&D 日本代理店」となっており、トップページでも「Unitree Go2 R&Dの日本総代理店として、4足歩行ロボットやヒューマノイドロボットを販売しております」と表記されています。また「Unitree Supported Partner Program」を展開しており、「TechShareが正規代理店として展開するパートナープログラム」と自社の立ち位置を明記しています(出典:Unitree G1製品ページ)。
Unitree関連の沿革(抜粋)
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2020年 | 電動4足歩行ロボット Unitree A1、Aliengoの取扱いを開始 |
| 2021年 | 東京都江東区に開発センター及びロボットショールームを開設 |
| 2022年 | 名古屋オフィスを開設 |
| 2023年 | 大阪オフィスを開設。電動4足歩行ロボット Unitree Go1 R&Dの国内独占販売権を取得 |
| 2024年 | ヒューマノイドロボット Unitree H1/G1の販売を開始。研究開発用PiPERロボットアームの独占販売権を取得 |
| 2026年1月22日 | 最新の産業用4足歩行ロボット Unitree A2の国内予約販売を開始 |
| 2026年7月31日 | Unitree G1向けロボットダンスプラットフォーム「RoboNow」の国内独占販売契約を締結 |
| 2026年7月 | ロボット派遣・レンタル専業の子会社「TechShare Workroid Service株式会社」を設立 |
| 2026年9月14日 | GMO AI&ロボティクス商事株式会社と資本業務提携を締結 |
出典:TechShare企業理念・沿革ページ、Unitree A2予約販売開始のお知らせ(2026年1月26日付)、GMO資本業務提携リリース(いずれも2026年9月17日閲覧)。
Unitree社自体(中国・杭州のHangZhou YuShu Technology)は日本法人ではないため、Unitree本体への就職を考えている場合はTechShareの求人とは別枠になります。Unitree製ロボットのエンジニア求人を横断的に見たい場合はUnitree H1・G1関連の求人記事もあわせて確認してください。
ヒューマノイドロボット業界の求人をチェック
求人一覧を見る2026年9月14日 GMO AI&ロボティクス商事と資本業務提携
TechShareは2026年9月14日、GMOインターネットグループ傘下のGMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下GMO AIR)との間で資本業務提携に関する基本合意書を締結したと発表しました。GMO AIRがTechShareの発行株式を取得する形で、出資の実行は2026年9月30日を予定しています(出典:TechShare公式プレスリリース・2026年9月14日付、2026年9月17日確認)。
プレスリリースによれば、両社はともにUnitreeの国内正規代理店です。GMO AIRは2026年6月にUnitreeと国内正規代理店契約を締結しており、TechShareが2020年から培ってきたロボットの販売・技術サポート力と、GMO AIRが持つGMOインターネットグループの通信・クラウド・セキュリティ・金融の事業基盤を組み合わせることで、Unitree製ロボットの国内普及・保守アフターサポート体制の構築・ソリューションの共同開発を進めるとしています。
本合意の主な内容
(1) GMO AIRによるTechShareへの出資
(2) Unitree製ロボットの国内普及、保守・アフターサポート、ソリューション共同開発等に関する業務提携
契約締結:2026年9月14日/出資の実行:2026年9月30日(予定)
GMO AI&ロボティクス商事株式会社について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | GMO AI&ロボティクス商事株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
| 代表者 | 代表取締役社長 内田朋宏 |
| 設立 | 2024年6月 |
| 事業内容 | AI活用導入支援、ロボット・ドローン導入・活用支援 |
| 資本金 | 1億円 |
親会社にあたるGMOインターネットグループ株式会社は東証プライム上場(証券コード9449)で、代表取締役グループ代表は熊谷正寿氏です。プレスリリースでは「世界シェアNo.1(2025年の二足歩行ヒューマノイド出荷台数、Unitree Robotics調べ)」というUnitree Robotics側の調査結果も紹介されていますが、これはUnitree Robotics自身の集計に基づく数値としてTechShareとGMO AIRが引用しているものであり、第三者機関による検証結果ではない点に留意してください。
代表者コメント(プレスリリースより抜粋)
TechShare代表取締役の重光貴明氏は「当社は2020年よりUnitree製ロボットの国内販売と技術サポートに取り組み、大学等の教育・研究機関から一般企業の実証まで、幅広い業界のお客様にご活用いただいてまいりました」「当社がUnitree製品の独占販売権を有する教育機関については、引き続きPhysical AI技術の教育・普及に貢献してまいります」とコメントしています。GMO AIR代表取締役社長の内田朋宏氏は「2020年からUnitree製ロボットの国内普及を牽引してこられたTechShareと一枚岩となり、GMOインターネットグループが培った通信・クラウド・セキュリティ・金融の知見を掛け合わせることで、日本のフィジカルAI・ヒューマノイド産業を共に牽引し」と述べています。
求人サイトの読者にとって重要なのは、この提携が「保守・アフターサポート体制の構築」を明記している点です。技術サポート職・アプリケーションエンジニア職の採用ニーズが今後さらに拡大する可能性を示すニュースと言えます。
TechShare 求人|募集職種と業務内容(公式採用ページより)
TechShareの採用情報ページでは、正社員・契約社員・アルバイト・長期インターンの形態で常時求人を掲載しています。大きく分けると「開発エンジニア」「アプリケーションエンジニア(フィールドアプリケーションエンジニア/FAE)」「営業スタッフ」「マーケティング」「管理部門」「長期インターン・アルバイト」の6系統です。
年収・給与レンジは公式には非公開です
採用情報ページおよび各職種の募集要項ページを確認しましたが(2026年9月17日時点)、年収・月給・給与レンジを示す記載は見つかりませんでした。求人検索サイト等で見かける年収の目安は、公式発表ではなく第三者による推定である可能性が高い点に注意してください。正確な条件は選考過程で企業側に直接確認することをおすすめします。
開発エンジニア(技術スタッフ)
「ヒューマノイド開発拠点大幅増強」を掲げて募集している職種群です(出典:開発エンジニア募集要項)。
| ポジション | 主な業務 |
|---|---|
| ヒューマノイドロボット開発担当 | 深層強化学習・模倣学習を用いた双腕動作、全身動作、自律歩行等の開発。受託開発・自社ソリューション開発 |
| 4足ロボット開発担当 | 3D Field Navigation Systemの自社開発。巡視点検システム「Patrobot」の社会実装に向けた開発 |
| 車両型移動ロボット開発担当 | 3D SLAM Navigationによる自律走行機能・巡視点検機能の開発 |
| ロボットビジョン開発担当 | ロボットアーム・移動ロボット向けの画像処理・自動キャリブレーションシステムの開発 |
| 回路設計・電子回路開発担当 | SBC拡張基板、電源回路、オリジナルボードコンピュータの設計・開発 |
| ハードウエア設計担当 | 3D CADによる機構部品・筐体設計、製造委託先との調整 |
共通の必要スキルとしてPython・C/C++・ROS等のプログラミング経験、ロボット工学や制御工学の基礎知識が挙げられており、対象は理工系大学・大学院卒または高専卒業者です。勤務地は東京本社・名古屋オフィス・大阪オフィスのいずれかです。
アプリケーションエンジニア(フィールドアプリケーションエンジニア)
納品後の技術サポートや導入支援を担う職種です(出典:アプリケーションエンジニア募集要項)。
| ポジション | 主な業務 |
|---|---|
| ヒューマノイド・双腕アーム担当 | 遠隔操作・データ収集・模倣学習関連製品の技術PR、デモ、ベンチマークテスト、導入トレーニング |
| 4足ロボット・ヒューマノイド担当 | 歩行機能・全身動作開発とSLAM Navigationのアプリケーション対応 |
| 巡視点検システム担当 | Patrobotのフィールド実証実験サポート、導入トレーニング、初期設定サービス |
| ロボットエンジニア(ロボット製品担当) | ロボットアーム・AGV等の技術支援活動、既存顧客への技術サポート |
| SBC・IoT担当 | Jetson・Raspberry Pi・Arduino等の技術支援。勤務地は東京本社のみ |
営業スタッフ
フィールド営業・内勤営業・通販営業を含む職種です(出典:営業スタッフ募集要項)。
- 法人営業担当(Patrobot/4足歩行ロボット担当)
- 法人営業担当(アームソリューション担当・FA向け自動化提案)
- 教育機関営業担当(大学・高専向けの内勤型営業)
- 営業マネージャー候補(法人営業チームの立ち上げとマネジメント)
対象は大学卒以上または高専卒以上、営業経験3年以上(または同等の経験)が目安ですが、公式サイトには「未経験者の場合には、好奇心とチャレンジ精神を重視します」と明記されており、業界未経験者にも門戸が開かれています。ビジネスレベルの英語力があれば尚可とされています。
マーケティング
「新製品ラッシュ対応のため増強」中の職種です(出典:マーケティング募集要項)。マーケティングマネージャー候補、インダストリー/テクニカルマーケティング担当、マーケティングコミュニケーション担当、マーケティングオペレーション担当、Webクリエイティブ担当(写真・動画・Webコンテンツ制作)を募集しています。勤務地はいずれも東京本社です。
管理部門(IPO準備中)
管理部門の募集ページには「IPO準備のため、管理部門スタッフ急募!」と明記されています(出典:管理部門スタッフ募集要項)。CFO候補、財務・経理担当、経理アシスタント、人事・総務担当、人事総務アシスタント、採用担当、法務担当、IT担当を募集しており、人事・総務担当の募集要項には株主総会・取締役会の運営やIR活動サポートなど、上場準備企業らしい業務内容が並びます。勤務地は東京本社です。
長期インターン・アルバイト
学生・第二新卒を対象にした長期インターンも通年で募集しています(出典:長期インターン・アルバイト募集要項)。アプリケーションエンジニア職相当の技術インターンのほか、通販サイト運営・マーケティングコミュニケーション(MarCom)分野のインターンもあります。募集要項ページには過去の受け入れ実績として、京都大学・東京工業大学・名古屋大学・早稲田大学・慶応義塾大学など国内の主要大学のほか、Northeastern大学(9名)を含む海外大学からのインターン受け入れ実績も記載されています。
エンジニア以外のキャリアも検討したい場合はロボット業界の営業・導入支援求人ガイド、SI(システムインテグレーション)としてのキャリアパスはロボットシステムインテグレーターの記事もあわせて参考にしてください。
応募方法と選考フロー
応募方法・選考フローは職種に関わらず共通です(出典:採用情報ページ)。
応募〜内定までの5ステップ
| STEP | 内容 |
|---|---|
| STEP1 | ご応募(履歴書または職務経歴書を電話番号・メールアドレス等の連絡先とあわせて送付) |
| STEP2 | 書類選考 |
| STEP3 | 一次面接/適性検査 |
| STEP4 | 最終面接 |
| STEP5 | 内定 |
面接日・入社日は相談可能とされています。面接は弊社事務所(東京本社等)にて実施されます。応募・問い合わせ窓口はメール recruit@techshare.co.jp(採用担当チーム宛)です。
勤務地
多くの職種で「東京本社、名古屋オフィス、大阪オフィス」のいずれかを選べますが、マーケティング系・SBC&IoT担当のアプリケーションエンジニア・管理部門は東京本社のみの募集です。名古屋・大阪勤務で採用された場合でも、入社後1か月程度は研修のため東京本社勤務になることがあると営業職の募集要項に明記されています。
| 拠点 | 所在地 |
|---|---|
| 東京本社 | 〒135-0016 東京都江東区東陽5-28-6 TSビル |
| 東京開発センター | 〒135-0016 東京都江東区東陽4-10-4 東陽町SHビル5F |
| 大阪オフィス | 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目6-16 新大阪大日ビル |
| 名古屋オフィス | 愛知県名古屋市中区(詳細な号室表記は公式サイトのページによって異なるため、最新情報は会社概要ページで確認してください) |
出典:会社概要ページ(2026年9月17日確認)。名古屋オフィスは会社概要ページと採用情報ページとで記載されているビル名・号室が異なっていたため、本記事では号室表記を確定情報として掲載していません。
海外との取引が多い職場環境
TechShareは海外メーカー(Unitree・DOBOT・AgileX・YOUIBOT等)との取引が中心のため、募集要項の多くで「ビジネスレベルの英語力があれば尚可」「海外との取引経験者歓迎」と明記されています。採用情報ページでは「外国人スタッフ採用や海外からのインターンを継続的に受け入れている」とも紹介されています。
新会社Workroid Serviceにも注目|ロボット派遣・レンタル事業の求人可能性
TechShareは2026年7月、ロボットの派遣・レンタル・運用支援を専業とする100%子会社「TechShare Workroid Service株式会社」を設立しました。本社は東京都江東区東陽5-28-6 TSビル(TechShare本社と同じ)、資本金5,000万円、代表取締役はTechShareと同じ重光貴明氏です(出典:新会社設立のお知らせ・2026年8月5日付)。
Workroid Serviceの主な事業
- ロボット派遣・操作者派遣サービス
- 研究開発・PoC・実証実験向けロボットレンタルサービス
- 派遣・レンタル対象ロボットのカスタマイズサービス
- ロボットリースサービス(2027年以降サービス開始予定)
- ロボットホスピタル(修理)サービス
- ロボット運用・保守・点検支援
2026年10月からロボットレンタルサービスを中心に順次サービス提供を開始する予定で、対象は四足歩行ロボットの巡視点検・巡回警備、ヒューマノイドロボットの研究開発用途・エンターテインメント用途・案内用途などです。ロボットレンタル業界全体の相場観を知りたい場合はヒューマノイドロボットのレンタル完全ガイドもあわせて参照してください(TechShare固有の料金は非公開のため、この記事では触れていません)。
Workroid Dance Crew|ロボットダンスチームの派遣
2026年9月1日には、ヒューマノイドロボットによるダンスチーム「Workroid Dance Crew」の派遣サービスの受付を開始しました(出典:サービス開始のお知らせ・2026年9月2日付)。サービス開始時点では最大6台編成で、将来的には最大20台規模への拡張も視野に入れているとされています。展示会・企業イベント・スポーツイベント・商業施設・地域イベントなどでの活用を想定しており、運用を担う「Workroid Dance認定オペレーションパートナー」の募集も行われています。
また2026年7月31日には、Unitree G1向けロボットダンスプラットフォーム「RoboNow」の国内独占販売契約を締結し、2026年8月から国内提供を開始したと発表しています。ロボットの操作・現場運用・イベント演出に関心がある人にとっては、エンジニア職・営業職以外の新しいキャリアの選択肢が広がっている領域と言えます。
TechShareの社風・働く環境
企業理念ページによれば、TechShareの社名は「優れたテクノロジーができるだけ多くのエンジニアにシェアされること」を目指す思いに由来し、「そのテクノロジーをもっと身近に」を企業理念に掲げています(出典:企業理念ページ)。
社内の雰囲気(採用情報ページより)
平均年齢は約30歳で、20代〜30代前半が中心の若い組織です。技術系スタッフが全体の約55%、営業やその他のビジネス系スタッフが約45%を占めています。ロボット事業は参入以来、毎期増収増益で成長中とされ、数十名規模で新しいスタッフの採用を進めていると公式サイトに記載されています。
採用実績校(一部抜粋)
採用情報ページに掲載されている「社員の主な採用実績校」には、京都大学、東京工業大学、名古屋大学、千葉大学、電気通信大学、東京農工大学、九州工業大学、茨城大学、東京都立大学、早稲田大学、慶応義塾大学、東京理科大学、明治大学、東京都市大学、千葉工業大学、東洋大学、神奈川大学、東海大学等が挙げられています。長期インターンシップの受け入れ実績校としては、Northeastern大学(9名)、早稲田大学(5名)、東京理科大学(5名)、東京工業大学(2名)等、国内外の大学名が並びます。
ショールーム・体験セミナー
東京・名古屋・大阪の各拠点にショールームを構え、Unitreeのデモ機を実際に見学できるほか、電動4足歩行ロボットの2次開発の基礎が学べる無料体験セミナーを定期的に開催しています(出典:Unitree取扱製品ページ)。2023年7月には名古屋国際会議場で「Unitree Developer Conference 2023」を開催した実績もあります(出典:Unitree G1製品ページ)。選考前にショールームでロボットに触れておくと、面接で「なぜロボット業界か」を具体的に語りやすくなります。
ロボット業界全体の企業を俯瞰したい場合は日本のヒューマノイドロボット企業30社の記事、保守・メンテナンス職としてのキャリアを検討している場合はロボット保守・修理求人の記事も参考にしてください。